マルクス主義はプロレタリア闘争の基本的な理論的獲得物である。プロレタリアのあらゆる獲得物が一貫した全体に同化するのは、この基本の上に則ることにより可能となる。

マルクス主義は、歴史の歩みを、階級闘争の発達によって、つまり生産力発達の為に定められた枠組み内における経済的利益擁護に基づいた闘争の発達によって説明し、資本主義を廃止する革命の張本人となる階級をプロレタリアの中に再確認することにより、この階級の見地に実際的に立った世界唯一の概念である。故に、マルクス主義は、世界に対する抽象的思弁を成すこと等からは程遠く、何よりもまず階級闘争の武器なのである。プロレタリアは、その解放が必然的に全人類の解放に結びつき、その社会支配が搾取の新しい形態となるのではなくあらゆる搾取の廃絶を前提とする、歴史上最初で唯一の階級である。それ故に、種々の欺瞞や偏見抜きに、社会の現実の客観的・科学的理解を唯一可能とするのが、マルクス主義なのである。

その結果、マルクス主義は、体制や閉鎖的な学説集団ではないどころか、反対に、階級闘争との生きた直接的な結びつきを保つ継続的推敲状態にある理論である。又、先行した階級生活の理論的表明の恩恵に浴していたにも関らず、その礎が壊された時以来、その只中とそれ以降における革命的理論の発展を可能とする唯一の枠組みとなっているのである。